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HIV感染者・ハンセン病患者等の人権

更新日 平成25年11月15日

正しい知識を身に付けよう

エイズウイルス(HIV)やハンセン病などの感染症に対する正しい知識と理解はいまだ十分な状況とはいえず、これらの感染症にかかった患者や回復者などが周囲の誤った知識や偏見により日常生活や職場、医療現場などでプライバシーを侵害されたり、差別されたりすることがあります。

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)による感染症で、免疫不全によりさまざまな病気が発病した状態をいいます。感染者の血液や体液を介して感染する病気で、日本では性行為により感染するケースがほとんどです。エイズに関する正しい知識は普及してきましたが、感染経路や立場によって、HIV感染者・エイズ患者に対する偏見はまだ根強く残っています。

○12月1日は「世界エイズデー」

世界エイズデーは、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

ハンセン病は、らい菌による慢性の感染症であり、感染力は非常に弱く、発病しても早期に治療すれば後遺症もなく治癒します。しかし、以前は、後遺症が残ることや伝染病、遺伝病などといった誤った思い込みから不治の病と考えられ、ハンセン病患者・元患者の人たちは、さまざまな人権を侵害されてきました。1996(平成8)年に「らい予防法」が廃止されるまで続いた隔離政策について、遅くとも1960(昭和35)年以降は隔離する必要がなかったことを2001(平成13)年に熊本地方裁判所は認めましたが、それ以降もハンセン病療養所入所者がホテルの宿泊を拒否される事件が発生するなど、偏見や差別の問題が残っています。

このほかにも、さまざまな病気に関する知識や情報の不足から感染者や患者の人権が侵害されるケースが少なくありません。

感染症患者等の人たちに対する偏見・差別を解消するためには、正確な医学情報の迅速な提供とともに、周りの人が正しい知識をもち、患者やその家族の人権に配慮し、支えていく必要があります。

○ハンセン病を正しく理解する週間

「ハンセン病を正しく理解する週間」は6月25日を含めた週の日曜日から土曜日です。 ハンセン病回復者に対する偏見や差別意識を解消し、人間としての尊厳と自由を認めあい、共に生きる社会をつくりましょう。

レッドリボンを知っていますか?

レッドリボン

“レッドリボン(赤いリボン)”は、もともとヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。

この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、“赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。

この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。

このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。

ページのお問い合わせ先

企画財政部 人権推進課 【本庁舎】
あま市木田戌亥18番地1
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