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株式会社建厨

更新日 平成26年1月14日

あま市のスゴ技
プロに選ばれるガス輻射熱焼物器
トップイメージ

独自商品で勝負をかける

代表取締役の写真

「建厨」という社名は、創業当時に、飲食店向けの総合メーカー、つまり「建築」と「厨房」を幅広く手掛ける会社を目指していたことに由来する。「でも競争が激しくて。オールマイティより独自性で勝負だとオリジナル商品の開発に取り組みました」と言うのは代表取締役の村本旭さん。業務用の焼台で有名な「ローストクック」の生みの親だ。
通常の網を使用した焼台は、焼くと落ちた脂やタレでバーナーの目がつまっていた。そこでカバーをつけることを考案。さらに、調理のプロたちがこだわった「強火の遠火」、中はしっかり火が通り外はこんがり色よく焼ける理想の火加減をガス台でどのように実現するかを、日々思案していた。
そんな時、ステーキ店で肉を焼いているのを見て、とっさにひらめいた。「カバーに穴を開けたらどうだろう」…穴を開け排熱を通すことによって輻射熱を対流させれば、火力は強いままで、じんわりと、かつ均一に熱を伝えることができる。早速、試作品を作り、意気揚々とガス会社に持ち込んだ。
ところが、である。「当時は、どこに持ち込んでも『炎が真っ赤になるコンロじゃあね…』と言われました。自信のある商品だったのに、どこにも受け入れてもらえない。そんな頃、あるメーカーから『モノはまだまだだが、能書き(コンセプト)がいいじゃないか』と東京のレストランショーで紹介していただき、一気に風向きが変わったんです」。ショーでの成功から、大手ガスメーカーにも採用され、なんとコピー商品が出回るまでに成長。異端だったローストクックが、“常識”に変わった瞬間だった。

困難を蹴破る情熱の炎

涼厨コンロKED‐4の写真

九死一生の強運は、それだけではない。2000年代に入って起こった狂牛病などのBSE問題を受け、焼肉ブームが下火になってきた頃、村本さんは新しい厨房機器の開発に思い悩んでいた。独自性のあるものを生みだすには、それだけの投資も必要だ。とにかく、資金繰りは毎回のテーマだった。
申請しても補助金がもらえず、途方に暮れていた頃、大手メーカーから最新のセンサーや部品を提供してもらえることになった。開発4年、そこで生みだされたのが「低輻射型コンロ」だ。LEDの光るお知らせブザーや電池2個でどこでも使える便利な機能など、業界初の機能が付いた注目の商品である。
「新製品の開発も現場や業者の要望があってこそ。みなさんの“こうしたい”という思いを盛り込んだ業務用ガス器具をこれからも作り続けていきたいですね」と話す村本さん。静かに燃え盛る炎が、そこにはあった。


あま市企業チャンネル


企業のココに注目

外食産業フェア


2012年11月に名古屋・吹上ホールで行われた「外食産業フェア」のガスブースで新製品(低輻射型コンロ)を展示。


「ローストクック」シリーズ


「ローストクック」シリーズは魚焼・蒲焼用、串焼用、ステーキ用、万能型などシリーズ展開している。


本社の写真


あま市に本社、工場を置く。昭和44年当時は総合厨房の会社として、流しや調理台など様々な厨房機器を扱っていた。


設計から製造・販売・施工まで


設計から製造・販売・施工まで自社で行っています。


 

会社概要
株式会社建厨

代表者 : 代表取締役 村本旭
資本金 : 1,000万円
従業員 : 15名
事業内容 : 業務用ガス機器の製造販売
所在地 : あま市篠田八原103番地
URL : http://www.kenchu.co.jp/
電話 :052-444-8054
ファクス:052-441-0422
 

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ページのお問い合わせ先

建設産業部 産業振興課 【七宝庁舎】
あま市七宝町桂城之堀1番地
電話:052-441-7114 ファクス:052-443-2571
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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