エシカル×あいち

ページ番号1009045  更新日 令和5年10月17日

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エシカルってなに?

「エシカル」とは、英語で「倫理的な」という意味の英語の形容詞・ethical を、そのままカタカナに置き換えた言葉です。
「エシカル消費」を直訳すると「倫理的な消費」となります。
つまり、「安くて良いモノ」や「自分にとってどれくらい得か」といった基準だけで
選ぶことではなく、より広い視野で、「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動やライフスタイルを指しています。
自分以外の他者や地域社会、自然環境などを思いやる、「思いやり消費」、「応援消費」とも言えます。

私たちにどう関係しているの?

私たちは、日々の暮らしの中で、モノを買ったり、食べたり、使ったり・・・様々な「消費」を行っています。
衣食住という限られたものだけをとっても、そこで消費する衣服や食料、
エネルギーは決して少なくはありません。私たちの日々の「消費」が大切な資源の浪費につながっているとしたら・・・。
安価なモノやサービスの生産の裏側で、劣悪な環境のなか、長時間働く労働者や、教育も受けられずに強制的に働かされている子どもたち、
美しい自然やそこに住む動植物が犠牲になっているとしたら・・・。
また、大規模災害の発生やそれに伴う風評被害、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響などによる消費需要の低迷の中で、
多くの事業者、生産者、労働者が苦しんでいるとしたら・・・。
私たちの「何を買うか・買わないか」という日々の選択は、様々な社会的課題と密接につながっているのです。

消費のチカラを知ろう!

例えば、日本のGDP(国内総生産)のうち、個人消費は約5割を占めています(令和元年度版消費者白書)。
私たちの消費が社会・経済に与える影響は小さくないと言えます。
私たちがエシカル消費の対象となるモノを積極的に購入すれば、エシカル商品をつくろうとする事業者が増え、
また、そうした「人や社会、環境に優しいモノ」をつくる事業活動が継続、発展することができます。
一人ひとりの“チカラ”は小さくても、まとまれば大きな可能性を秘めている・・・。
エシカル消費は、私たち一人ひとりが持っている社会を変える・未来を変える“チカラ”なのです。

「エシカルメンバー」募集します

愛知県では、エシカル消費※に取り組む事業者や団体、学校等を
「エシカル×あいち」メンバー(以下「メンバー」という。)として募集し、
その取組を情報発信することで、広く県民にエシカル消費を普及啓発し、認知度を高めるとともに、
消費者一人ひとりに日々の生活におけるエシカル消費の実践を促すことを目的に実施します。
※エシカル消費とは、障害のある人が事業所等で作った製品の購入や、コロナ禍により打撃を受けている事業者・生産者の商品の購入、
フェアトレード商品やエコ商品、被災地産品の購入や地産地消など、人や社会、地域、環境に配慮した消費行動のこと。

このページに関するお問い合わせ

建設産業部 商工観光課

あま市七宝町沖之島深坪1番地
電話:052-441-7118 ファクス:052-441-8387
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