愛知県指定文化財:工芸

ページ番号1004708  更新日 令和4年7月20日

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瑞花双鸞八稜鏡(ずいかそうらんはちりょうきょう)

 直径27.3cmの比較的大型の八稜鏡で、形式や文様から平安時代とくに藤原初期のものとされ、天智天皇より賜ったという伝説もある。八稜鏡とは鏡の一種で円鏡の周縁が八つに区切られ、各区の中央が突き出ており、花弁の先がとがって八角形のように見える鏡である。八稜鏡自体は唐代よりみられ、宋代以降に使われたとされる。
(昭和40年5月21日指定)

梵鐘(ぼんしょう)

 「建武四年三月廿日」という銘がある南北朝時代の梵鐘である。「江洲西念寺鐘 晨鐘響遠振十方界 夕梵声広度三有際 三宝久住四生倶利 天下太平海内安全 建武四年三月廿日大工藤原国安 大檀那 道誉 住持比丘澄海」が全文となるが、これによると本来西念寺の鐘だったものが美乃今坂に移り、それを信長が甚目寺の鐘と取り替えたと伝えられている。
(昭和40年5月21日指定)

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