事後評価結果の公表をします。

ページ番号1002932  更新日 平成30年3月12日

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甚目寺駅周辺地区の都市再生整備計画事後評価結果の公表をします

都市再生整備計画とは

  都市再生整備計画とは都市再生特別措置法に基づき、都市再生を目的として市町村が策定する計画です。都市再生整備計画には、まちづくり目標、目標設定の根拠、目標の実現状況を定量化する指標、計画区域の整備方針等を記載することとされており、都市再生整備計画事業は、都市再生整備計画に基づき実施されます。

都市再生整備計画事業とは

  都市再生整備計画事業は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした地域主導の個性あふれるまちづくりを実施し、都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的とした事業で、国土交通省により創設された社会資本整備総合交付金の交付を受けて、実施されます。
  なお、都市再生整備計画事業は、平成21年度までは「まちづくり交付金事業」として実施されていましたが、平成22年度からは「社会資本整備総合交付金」に統合され、基幹事業の一つである「都市再生整備計画事業」として位置づけられています。

事後評価とは

  都市再生整備計画事業を実施する場合には、まちづくりの目標、目標の実現状況を定量化する指標等を記載した都市再生整備計画を作成し、事業最終年度に「事後評価」を行い達成状況等の確認をすることになっています。
  あま市においても平成18年度から、「甚目寺駅周辺地区」において、都市再生整備計画に基づき、道路や駅北口広場、自転車駐車場の整備による駅周辺地区の利便性の向上、来街者を誘導する案内標識の設置や景観に配慮したベンチ等の設置、災害時の緊急避難場所となる甚目寺小学校の耐震補強など、“甚目寺の新たな顔”となる中心市街地の整備に向けた取り組みを進めてきました。
  そして、事業の最終年度である平成22年度に事後評価を実施し、原案の公表時(平成22年10月18日~11月1日)に市民の皆さまからご意見を募集するとともに、第三者機関である事後評価委員会(平成22年11月25日)において事後評価の妥当性を審議して頂きました。
  これらの手続きにより、この度、事後評価(結果)が確定しましたので、皆さまに公表します。

甚目寺駅周辺地区都市再生整備計画概要

 

地区名
甚目寺駅周辺地区
区域面積
37.1ha
事業期間
平成18年度~平成22年度
まちづくりの
目標
ひと・文化・歴史が出合う、甚目寺の新たな顔づくり
1.地域の顔となる、利便性の高い広場空間の形成を目指す
2.歴史・景観資源、文化・活力資源、人的資源を十分に活用した、魅力あふれるまちを目指す
3.安心して訪れる・住むことができる、安全なまちを目指す
指標
1.駅前空間の利便性の満足度 (住民満足度指数向上を図る)
2.甚目寺観音参拝者数    (年間参拝者数の減少傾向の抑止を図る)
3.市民の防災満足度     (住民満足度指数向上を図る)
4.放置自転車数       (放置自転車をなくすことをめざす)
整備方針
(概要)
<地域の顔となる、利便性の高い広場空間の形成を目指す>
・駅北口広場整備を核に、北口駅舎の新設、駐輪場の設置、駅へのアクセス歩道整備等を行うことにより、甚目寺駅周辺地区の利便性の向上及び賑わい空間の形成を図る。
<歴史・景観資源、文化・活力資源、人的資源を十分に活用した、魅力あふれるまちを目指す>
・地域特性と既存ストックを活用した振興策の展開を図り、まちの魅力を総合的に向上させるために、「来街者を誘導」、「景観に配慮した照明施設・ストリートファニチャー」、「観光・地域活性化のための交流空間」等の整備を図る。
・市民の自主・自立的なまちづくり活動による地域活性化を推進するために、市民主体のソフト施策を企画・計画・実行するためのワークショップ等を開催する。
<安心して訪れる・住むことができる、安全なまちを目指す>
・防災面での整備改善を図り、安心・安全なまちを目指すために、災害時の緊急避難場所となる甚目寺小学校の耐震補強や、飲料水確保のための耐震性防火貯水槽の設置、公共空間確保策としての道路・ポケットパーク整備等を行う。

甚目寺駅周辺地区の事業成果

  都市再生整備計画では、事前に設定した「指標」を用いて事業の成果を評価します。甚目寺駅周辺地区では、事前に設定した4つの指標に加え、別の視点からも事業の成果を確認するため、「その他の数値指標」を新たに追加し、合計5つの指標により事業の成果を確認しています。
指   標
従前値
目標値
(H22)
指標の達成状況
評価値
所 見
【指標1.】
駅前空間の利便性の満足度
1.8
ポイント
(H17)
3.5
ポイント
3.3
ポイント
事業により駅前空間が便利になり、整備前でありながらも高い評価を得たと考えられる。
旧甚目寺町内で実施した市民アンケートにより、満足=5ポイント~不満=1ポイントとする5段階で評価。
【指標2.】
甚目寺観音参拝者数
約60,000
人/年
(H15)
約60,000
人/年
約60,000
人/年
事業により甚目寺観音に行きやすくなり、参拝者数が下げ止まったと考えられる。
愛知県観光レクレーション利用者統計により、甚目寺観音の年間参拝者数を把握。
【指標3.】
市民の防災満足度
旧甚目寺町内で実施した市民アンケートにより、満足=5ポイント~不満=1ポイントとする5段階で評価。
2.3
ポイント
(H17)
3.5
ポイント
3.2
ポイント
事業により防災に対する市民の安心感が増し、整備前でありながらも高い評価を得たと考えられる。
【指標4.】
放置自転車数
約800
台/日
(H17)
0
台/日
0
台/日
自転車駐車場の整備や放置自転車禁止区域の設定、監視員の配置により、放置自転車数が減少し目標に達したと考えられる。
駅周辺における平日の放置自転車数を計測。
【その他の数値指標1.】
甚目寺観音への行きやすさに対する市民の評価
3.4
ポイント
事業により甚目寺駅及び甚目寺観音周辺の道路や情報板が整備されるため、市民の評価が向上したと考えられる。
旧甚目寺町内で実施した市民アンケートにより、良くなっている=5ポイント~悪くなっている=1ポイントとする5段階で評価。

甚目寺駅周辺地区 事後評価の公表

  甚目寺駅周辺地区の事後評価を公表します。
 

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このページに関するお問い合わせ

建設産業部 都市計画課

あま市七宝町沖之島深坪1番地
電話:052-441-7112 ファクス:052-441-8387
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