あま市指定文化財:史跡

ページ番号1004717  更新日 平成31年4月21日

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甚目寺境内地(じもくじけいだいち)

 甚目寺境内の9,193平方メートルが指定されている。甚目寺遺跡からは建物の一部や本堂の基壇が発見されたほか、大量の瓦や土器なども見つかっている。瓦の中には、単弁蓮華文軒丸瓦など製作年代がわかるものもあり、7世紀後半に堂宇が存在していたと考えられる。瓦は甚目寺歴史民俗資料館に展示している。
(昭和59年3月1日指定)

境内

七宝焼原産地道標(しっぽうやきげんさんちどうひょう)

 旧佐屋街道(現県道名古屋津島線)から遠島へ入る目印として明治28年(1895)に建立されたものである。尾張七宝は海外向けの販売を主にしていたこともあり、外国人が遠島およびその周辺の窯元を訪れ、作品を鑑賞、購入する姿が見られた。そのためこの碑には、当時としては珍しく上部にShippoyaki Toshimaのローマ字が刻まれている。当時の尾張七宝の隆盛を今に伝え残す貴重な石碑とも考えられる。
(平成12年11月1日指定)

七宝焼原産地碑写真

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