市長施政方針

ページ番号1000802  更新日 令和4年3月25日

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令和4年度施政方針

令和4年度予算及び関係議案の提案に当たり、私の施政方針について申し述べる機会をいただき、厚く御礼を申し上げます。

本定例会は、私にとりまして、あま市長として今任期最後の定例会でありますので、これまでの市政運営について振り返るととともに、所信の一端を申し上げます。

私は、市民の皆様の信託を受け、平成22年4月の就任以来、12年間、全力で市政運営に取り組んでまいりました。

振り返りますと、1期目では、東日本大震災が発生し、行政の災害に対する在り方が問われる中、市民の皆様が安全安心に暮らせるまちを目標に、あま市の土台づくりや新市の均衡ある発展のための一体的なまちづくりに努めてまいりました。また、2期目では、「勇健都市あま」を基本理念として掲げ、意欲的に市民の皆様の健康づくりに邁進したほか、人口減少問題を視野に入れ、安心して子供を産み育てることができる環境づくりを始めとした、様々な施策を展開してまいりました。

3期目では、今を支える市民と、将来を担う子どもたちのために、頼りがいのある、足腰の強い「勇健都市あま」の実現を目指し、新庁舎整備や新学校給食センター整備といった大型事業を着実に進めるとともに、小中学校の空調整備や児童生徒に1人1台のタブレット端末を配置するなど、教育環境の変化に対応してまいりました。また、行財政改革の面では、あま市民病院の経営を抜本的に見直すため、指定管理者制度へ移行し、持続可能な地域医療の提供体制を構築してまいりました。

この間、元号が令和に改められ、天皇皇后両陛下に初の地方公務として、七宝焼アートヴィレッジを訪れていただいたことは、幸甚の至りでした。一方で、一昨年から続く新型コロナウイルスの蔓延は、未だ、私たちの生活に多大な影響を与えております。引き続き、国・県と歩調を合わせながら、ワクチン3回目接種への対応などを進めていくほか、必要な支援や対策に、尽力してまいります。

これら12年間の取組は、市民の皆様、日頃より地方自治の発展にご尽力されております議員の皆様をはじめ、関係する方々のご理解とご協力があってこそであり、心より御礼を申し上げます。

以上、これまで市政運営の任を与えていただいた私の現在の想いを述べさせていただきました。

さて、令和4年度予算の編成に当たっては、4月に市長選挙を控えていることから骨格予算としておりますが、令和5年5月開庁を目指す新庁舎整備など、直面する諸課題や市民の日常生活に関わる行政需要には、遅滞なく取り組んでいく必要があります。

こうしたことから、自治体に義務付けられている業務のほか、子育てや福祉など社会保障関連施策、日常生活に密接に関わる社会資本整備などのうち、継続事業や年度当初から着手することが必要な事業を中心に取りまとめ、予算を編成いたしました。

それでは、令和4年度の主要な施策について、「第2次あま市総合計画」で設定いたしました7つの基本目標ごとに、概要を説明させていただきます。

第1の目標「安全で安心に暮らせるまち」に関する施策です。

火災・災害に備え消防団を運営するために必要な分団車庫について、機能移転のための整備を進めるとともに、分団の小型ポンプ付き積載車を計画的に更新し、地域消防力を維持してまいります。また、消防団については、海部地域の代表として愛知県消防操法大会への出場を予定しています。

交通安全では、引き続き、児童・生徒や高齢者に対し、自転車乗車用ヘルメット購入費の一部を補助することにより、交通死亡事故件数の減少を図ってまいります。

第2の目標「都市基盤と環境が整った快適なまち」に関する施策です。

都市基盤対策では、中枢防災拠点とする新庁舎の建設と同調した周辺道路の計画的な整備や、社会資本整備計画に基づく都市計画道路木田駅前線の整備を継続的に進めてまいります。

第3の目標「心身ともに健康で、いきいきと暮らせるまち」に関する施策です。

健康づくりでは、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を進めるとともに、引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底してまいります。また、公費で受けられる子宮頸がんワクチン予防接種の積極的勧奨を再開し、予防接種事業を充実するほか、自殺や自殺関連事象等に関する正しい知識の普及啓発に努めてまいります。さらに、市民病院については、良質な医療サービスの提供を図るため、全身用磁気共鳴断層撮影装置(MRI)や医療情報システムを更新してまいります。

社会福祉では、社会情勢や地域社会が変化する中、市民協働型で地域福祉を推進する地域福祉計画を市民の皆様の意見をいただきながら見直すことで、地域福祉活動の促進と推進体制の構築をするほか、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、生活に困窮している世帯へ、引き続き、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を給付してまいります。

高齢者福祉では、第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画において整備を計画した地域密着型サービス事業所の開設準備に要する費用を助成するとともに、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定に向けてアンケート調査を行ってまいります。

生涯学習では、昨年実施いたしましたアンケート調査をもとに、スポーツ団体、組織及び学校が連携・協力していく仕組を構築し、市民の皆様のスポーツ実施率といった関連指標の向上を目指すため、スポーツ推進計画を策定してまいります。

第4の目標「次代を担う人を大切に育てるまち」に関する施策です。

子育て支援では、引き続き、保育園及び放課後児童クラブの待機児童ゼロを維持するほか、民間認定こども園の大規模改修に対して補助金を交付してまいります。また、ひとり親家庭の中学生を対象とした学習支援を新たに美和児童館でも実施してまいります。

教育環境の充実では、小中学校のICT機器等を用いたプログラミング学習を始めとするICT利用教育を効果的に実施するため、ICT支援員を配置するほか、引き続き、将来を見据えた持続可能な学校のあり方に関する基本的な方針を検討してまいります。

第5の目標「自らの力で歩み続ける活力のあるまち」に関する施策です。

農業振興では、適切な湛水防除を図るため、引き続き、排水能力が低下している農業集落排水施設などの整備を計画的に進めてまいります。

商工業の振興では、引き続き、商工会を支援することで、地域商工業の振興及び安定を図ってまいります。

歴史・文化遺産では、本市の誇る歴史・文化を掘り起こし、その活用と保護に関する地域計画を作成し、貴重な文化財の継承及び活用を図ってまいります。

第6の目標「持続可能な行政運営を推進するまち」に関する施策です。

行政改革では、マイナンバーカードの更なる普及促進を図るため、市内のスーパー等に出張申請のブースを設置し、交付申請サポートを行うほか、新庁舎整備では、令和5年5月の開庁に向けて本体工事を着実に進めてまいります。

議会に関連する予算といたしましては、市民に、より開かれた議会を目指す施策に対応するものとして、引き続き、市議会本会議の中継などに関する予算を計上させていただいております。

第7の目標「交流と連携により成長するまち」に関する施策です。

市民との協働では、市民活動の拠点となる市民活動センターを継続して運営し、市民活動団体を支援するとともに、まちづくり委員会を核とした「協働のまちづくり」を実践する担い手づくりに力を注いでまいります。

人権教育では、引き続き、人権講演会を開催し、さらなる人権教育及び啓発を進めてまいります。

以上、令和4年度の主要な施策について、申し述べました。

昨夏の東京オリンピックでメダリストとなった、本市出身の加納選手と武藤選手がある新聞社の企画で、試合における心構えなどを対談した記事を拝見いたしました。

2人は試合中、頭の中で失敗を想像するのではなく、今、自分が何をすべきかを重きに置いて考え、試合に臨んでいるそうです。

まちづくりにも同じことが言えるのではないでしょうか。

あま市は、グランドデザインが見直され、新たなステージへ向かいます。

失敗を恐れず、常に挑戦し続けるという強い信念を持ち、あま市づくりに邁進してまいる所存です。

市政に対する市民の皆様そして議員各位の一層の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、私の施政方針といたします。

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