市長あいさつ(2月)

ページ番号1009292  更新日 令和6年2月1日

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あま市長 村上浩司の写真

元日に発生しました令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震では、最大震度7という非常に激しい揺れを観測し、石川県を中心に甚大な被害が発生しています。あま市でも、震度4の揺れを観測いたしました。市民の皆様もご家庭や外出先などで揺れを感じた方も多いのではないでしょうか。被災地の一日も早い復旧・復興を願い、海部東部消防組合消防本部からは、石川県輪島市へ消火活動及び人命救助のため、元日より1月末までに延べ40名が出動するとともに、あま市からも石川県志賀町及び津幡町での応急・復旧事業に対し、罹災証明に係る家屋調査や下水道管路の現地調査に従事するため、職員3名を派遣いたしました。今後も引き続きできる限り、被災地の復旧・復興を応援して参りたいと考えております。
今後、発生が危惧されている南海トラフ地震だけでなく、台風、豪雨など多くの災害が起こる危険性があります。昨年8月にはあま市付近で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表され、市内では一部で道路冠水も見受けられました。災害はいつどこで起きるかわかりません。災害が発生した場合に適切な対応ができるよう、日頃からハザードマップや避難場所の確認、非常持ち出し品の準備など、災害に対する備えを心がけましょう。

2月22日(木曜日)、稲沢市の国府宮神社にて、天下の奇祭として全国的に有名な「国府宮はだか祭」が開催されます。この祭りは、毎年旧暦正月13日に開催され、一人の神男に厄年の男性を中心とした数千人の裸男が殺到して揉み合い、神男に触れることで厄を落とすというもので、愛知県の無形民俗文化財にも指定されています。
この祭りには、毎年尾張近郊の地区から50俵取り(約4トン)もの大きさの「大鏡餅」が奉納されます。今回、あま市奉賛会が大鏡餅奉納行事を催行することとなり、昨年5月の奉賛会設立から今月の祭りに向けて、6月のもち米の田植行事「御田植祭」から始まり、着々と準備が進められてきました。平成以降では、平成9年に海部郡甚目寺奉賛会として、平成20年に美和奉賛会として、合併後の平成24年にあま市七宝奉賛会として、この大鏡餅奉納というはだか祭にとって重要な役割を担いましたが、あま市としては初めてとなります。
今月16日(金曜日)には、市役所北側駐車場にて、奉賛会の皆さんにより大鏡餅餅つきが行われ、20日(火曜日)には大鏡餅奉納市内パレードが行われます。祭りの前日の21日(水曜日)にはいよいよ国府宮に向けて、大鏡餅奉納パレードが行われます。皆さんのお近くをパレードが通過する際はぜひ声援をお願いします。大鏡餅奉納行事とはだか祭の成功を祈り皆さんで盛り上げましょう!

令和6年2月 あま市長 村上浩司

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