市長あいさつ（11月）

秋も深まり朝夕は冷え込むようになりました。

市役所では、毎年5月1日から10月31日まで、地球温暖化防止及び節電対策として、エコスタイル（軽装・ノーネクタイ）で執務させていただいておりましたが、これに加え業務の効率化、職員の健康増進等を踏まえた働き方改革の一環として、11月1日（水曜日）より、職員の勤務時の服装について「AMA（あま）スタイル」（ノーネクタイ）を実施します。市民の皆さまのご理解をお願いいたします。

4日（土曜日）5日（日曜日）、あま市文化協会主催の「第14回あま市文化祭」が、七宝公民館・美和文化会館・甚目寺公民館の3会場にて開催されます。
七宝公民館・美和文化会館では作品展示・生花展示、甚目寺公民館では作品展示・生花展示に加え芸能発表会が開催されます。各会場にてスタンプラリーがお楽しみいただけるほか、前回より設けられた体験コーナーでは、塗り絵や書道体験、七宝焼ピンバッジ作りや紙ヒコーキ作り、ポーチ作り、湯呑・花器作り、彫刻ペンダント作り、絵手紙作りなど、さまざまな体験をしていただけます。美和文化会館・甚目寺公民館にはお茶席もあります。文化協会会員の皆さんの日頃の活動の成果をご覧いただくとともに、興味のある方はぜひ体験にご参加ください。

23日（木曜日）～26日（日曜日）は、七宝焼アートヴィレッジにて、「第41回尾張七宝新作展」を開催します。
尾張七宝協同組合が約190年の伝統の技術・技法を受け継いだ伝統的工芸品「尾張七宝」の新作を発表します。今回は、七宝町七宝焼生産者協同組合と名古屋七宝協同組合が合併し、尾張七宝協同組合となって初めての新作展となります。現代の新しいデザインや作風を取り入れた花瓶、額、アクセサリーなどが展示されます。期間中は、常設展示室も無料でご覧いただけます。また、25日（土曜日）は実演コーナーに七宝職人が全工程勢ぞろいして技を披露します。この機会に、ぜひ尾張七宝の匠の技をご覧ください。

26日（日曜日）は、美和文化会館にて、「あま市人権講演会」を開催します。
高知県四万十市出身のシンガーソングライター堀内佳さんに、視覚障害のある立場から、さまざまな視点で人間の生き様や生活に目を向けて、歌を通してメッセージを伝えていただきます。他にも、七宝中学校・甚目寺南中学校代表生徒による人権作文発表、人権に関するパネル展示もご覧いただけます。この機会に人権について考えてみましょう。

秋といえば、文化の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、行楽の秋などさまざまな秋を思い浮かべることができますが、身近なところで、いろんな秋を体験してみてはいかがでしょうか。

令和5年11月　あま市長　村上浩司