市長あいさつ（1月）

あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は市政運営に対しまして、ひとかたならぬご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
令和5年5月8日に、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取り扱いが2類相当から5類に移行されました。令和元年に世界で初めての感染者が報告されてから3年以上、未知のウイルスとの戦いを強いられてきました。誰もが経験したことの無い未曽有の事態ではありましたが、市民の皆様や事業者、医療関係者の皆様とともに、このコロナ禍を乗り越えてまいりました。市民の皆様には、行動の制約や施設の利用制限などにご理解・ご協力をいただきましたことに、厚く御礼を申し上げます。昨年の夏には、4年ぶりにあまつりを開催することができ、コロナ禍以前の賑わいが戻ってまいりました。しかし、新型コロナウイルス感染症は完全に終息したわけではありません。引き続き、自主的な感染対策など、感染の再拡大防止に向けてご留意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
また、昨年は、あま市の新たなシンボルとなった新庁舎が竣工し、5月8日から業務を開始いたしました。新庁舎は、基礎免震構造による高い耐震性を備え、市民の安全安心を守る中枢防災拠点としての機能を果たすとともに、地中熱利用、太陽光発電、照明の全館LED化など環境への配慮や、わかりやすく使いやすい庁舎とするため、ユニバーサルデザインにも配慮し、環境と共生する、人にも自然にもやさしい庁舎を実現しております。
少子高齢化の急速な進行や人口減少による地域経済への影響、世界情勢に伴う物価上昇など、あま市を取り巻く社会情勢は常に変化しております。そのような中で、さまざまな地域の課題解決に取り組み、あま市が住みやすく、魅力あふれるまちを目指すため、各種施策を着実に推進してまいりますので、市民の皆さまの一層のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
今年はパリオリンピック・パラリンピックが開催される年であります。日本国民が一つになって大いに盛り上がることが期待されているところですが、前回の東京オリンピックにおいてあま市ではメダリストを2人輩出したところであります。今回の開催においても、一人でも多くのあま市関係者の方が出場、ご活躍されることを願っております。
最後になりましたが、本年が皆様にとりまして、健康で幸多い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

令和6年1月　あま市長　村上浩司