不登校に関する取り組み
不登校でお悩みの児童・生徒、保護者の皆様へ
不登校は、どの児童・生徒にも起こり得ることで、問題行動ではありません。
不登校とは
不登校は「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるため年間30 日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義されています。
支援の視点は
文部科学省は、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童・生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要があること。また、児童・生徒によっては、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味をもつことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。としています。
あま市教育委員会は、
今、学校に来られるか。ではなく
将来、自立した生活を送れるか。
その為に、今何を支援すべきか。
を主眼に、様々な支援を行っています。
相談先
不登校・不適応支援コーディネーター
各小中学校で不登校や不適応に対して、支援の中心的役割を担う教員のことです。
担任へのアドバイスをしたり、必要に応じて、本人や保護者との面談を行ったりします。
スクールカウンセラー
児童・生徒の心のケアや、ストレスへの対処法など心に関する授業を行う心理の専門家で、教育委員会から学校などに派遣または配置される方のことです。
愛知県教育委員会から派遣されたスクールカウンセラーが、各小中学校で定期的に相談を受け付けています。
スクールソーシャルワーカー
児童・生徒やその保護者に福祉・医療的な支援が必要な場合に、福祉の窓口につないでくれたり、手続きの補助などをしてくれたりする福祉の専門家で、教育委員会から学校などに派遣または配置される方のことです。
あま市では、5つの中学校区にそれぞれ1人のスクールソーシャルワーカーを配置し、校区となる小学校を巡回し、相談業務にあたっています。
あま市教育相談センター
あま市教育相談センターは、「教育相談活動」、「不登校などの支援」、「学校教育支援」を三つの柱に学校教育の充実を目指しています。
不登校児童・生徒に対する心理相談を行ったり、不登校児童・生徒をもつ保護者の集まりやフリースクールなどの居場所づくりについての情報提供を行っています。
居場所づくり
校内での居場所づくり
校内教育支援室「iルーム」を設置しています。
「iルーム」は、学校には行けるけれど自分のクラスには入れない時や、少し気持ちを落ち着かせてリラックスしたい時に利用できる、学校内の空き教室などを活用した部屋のことです。
現在は七宝中学校、美和中学校、甚目寺東小学校に設置されています。
フリースクールなど
このページに関するお問い合わせ
教育部 学校教育課
あま市七宝町沖之島深坪1番地
電話:052-444-0902 ファクス:052-443-8210
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。