認知症高齢者等個人賠償責任保険事業
個人賠償責任保険について
認知症の人が事故を起こしたら、賠償責任を負うのは誰?
賠償について定めている民法では、認知症などによって自分が起こしたことやその責任を理解できない人は、賠償責任を負わないこととされています。
その場合、生じてしまった損害への賠償責任は、認知症の人の家族など法定の監督義務者や、介護にあたっている人に問われることがあります。
個人賠償責任保険とは?
「個人賠償責任保険」とは、個人またはその家族が、日常生活の範囲で誤って他人に怪我をさせたり他人の物を壊したりして、損害賠償や弁護士費用などを負担した場合の損害を補償する保険のことで、多くの保険会社が保険商品として取り扱っています。
保険商品の中には、認知症の方が線路に立ち入りし、電車等を運行不能にさせてしまった場合など、対人事故・対物事故が発生していなくても、法律上の賠償責任を補償するものもあります。
ご自身やご家族が現在加入している保険の特約として、個人賠償責任保険がすでに付帯している又は付帯できる可能性があります。具体的には、自動車保険、自転車保険、火災保険、傷害保険、スポーツ保険、ボランティア保険などです。まずは、加入している保険の内容を確認していただくことをおすすめします。
認知症高齢者等個人賠償責任保険事業について
認知症高齢者等個人賠償責任保険事業とは
「認知症高齢者等個人賠償責任保険事業」とは、市が保険契約者として賠償責任保険に加入し、被保険者として登録をした認知症の方が日常生活に起因する偶然の事故により、他人にけがを負わせたり他人の財物を壊したりして、被保険者ご本人やそのご家族が法律上の損害賠償責任を負ってしまった場合に、保険金の支払いを受けることができるようになる事業です。
保険料は市が負担しますので、自己負担はありません。
保険に加入するには、「あま市認知症高齢者等SOSネットワーク事業」にご登録いただくほか、複数の要件の全てを満たす必要があります。
詳細は、以下の資料をご確認ください。
各種様式
保険の加入を希望する方
加入時の申請内容に変更が生じた方
保険事業による保険の加入を辞退する方
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
福祉部 高齢福祉課
あま市七宝町沖之島深坪1番地
電話:052-444-3141 ファクス:052-443-2571
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