うつ病とは
特別な人がかかる病気ではなく、誰もがかかる可能性があります
気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神症状のほか、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状が現れる病気です。脳の神経伝達物質のバランスが崩れることで起こる「脳の病気」とも言われています。
日常生活のなかで憂うつになったり、気分が落ち込んだりといった感情の変化は誰もが経験することでしょう。
人間関係が思うようにいかなかったり、仕事や受験で失敗してしまったり、大切な人やペットとの別れなどが原因で、つらく悲しいきもちになることは一般的な感情の変化です。そのような落ち込んだ気分は、原因が解消されたり、気分転換をしたり、時間の経過で次第に癒され回復していきます。
ところが1日中ずっと、しかも何週間もそのような状態が続いているとしたら、それはもしかしたら「うつ病」なのかもしれません。仕事や学校に行けなかったり動くことができなかったり、日常の生活に大きな支障が出てくることがあります。
うつ病は決して怠けているわけでも、気の持ちようで何とかなるものでもありません。
うつ病は病気なので、悪化させないためにもなるべく早く治療を開始することが大切です。
うつ病が疑われたら
十分な休養をとって心と体を休ませることはうつ病治療の第一歩です。職場や学校、家庭などでストレスを軽減できるように環境調整を行ってみましょう。
その他にも薬物療法や精神療法もあります。
うつ病は良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら徐々に回復に向かいます。
まずは、専門家(医師、保健師)や周りの人に相談(受診)してみましょう。
周りの人ができること
うつ病は自分では中々気づきにくく、気づいても周りに迷惑をかけたくないと思い、自身で抱え込んでしまうことも少なくありません。
家族や、身近な方が不調に気づいてあげて、早期に対応することが重要になってきます。
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