うつ病とアルコール
うつ病とアルコールの関係
うつ病になると多くの人が憂鬱な気持ちになったり、眠りにくいと感じるようになります。このような不快な気持ちを紛らわすために飲酒される方もいるでしょう。
アルコールには不安を和らげる効果があるため、お酒を飲むと一瞬気持ちは晴れるかもしれません。しかし酔いから醒めたときには、以前にも増してさらに抑うつ気分を強めることがあります。
また、アルコールは睡眠の質を悪化させます。アルコールは、睡眠を浅くしたり、目を覚めやすくさせたりと睡眠に悪く作用します。
不快な気持ちを紛らわせるためだけの飲酒は、危険な飲み方と言えます。
アルコールと自殺には強い関係があります。
自殺の直前に飲酒する割合は高いことが知られています。酔った状態では冷静な判断をすることが難しくなり、衝動的な行動を起こしやすくなります。
周りの人ができること
アルコールは依存性が強く、お酒を飲みすぎる生活を続けることによって、自分では飲み方をコントロールできなくなる「アルコール依存症」につながることもあります。とくに、うつ病の方はそうでない方よりアルコール依存症になりやすいという厚生労働省のデータも出ています。
うつ病を疑う方がいたら、アルコールとの関係も注意し、医師や専門機関に相談しましょう。
アルコールに関する相談先
・愛知県精神保健福祉センター
アルコール専門相談【電話・面談相談(要予約)】電話 052-951-5015
・津島保健所
アルコール専門相談【面談相談(要予約)】電話 0567-26-4137
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