市長あいさつ（1月）

新年あけましておめでとうございます。
　 市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より市政運営に対しましては、一方ならぬご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
　 さて、昨年は台風や大雨などの自然災害が多い1年でありました。愛知県に記録的短時間大雨情報が発表され、土砂崩れや河川の氾濫による浸水被害や落雷での被害も各地で発生しました。県北部で起きた五条川の氾濫では、たくさんの家屋や田畑が水に浸かってしまいましたが、人的被害が出なかったことは日頃の防災への意識の高さによるものだと実感いたしました。また、10月には大型の台風が上陸、また接近したものもあり、各地で大きな被害が発生しました。幸い、あま市では大きな被害は出ませんでしたが、市民の安全安心を守る行政といたしましては、自然災害という大きな課題に向けて、より対策を練る必要があると実感いたしました。
　 現在、本市では、新庁舎の整備に向けて作業を進めているところでございますが、耐震性能が高く浸水への備えの万全な、あらゆる災害に強い庁舎をコンセプトのひとつにしております。平成30年度には実施設計に着手するとともに、新庁舎への安全な来庁アクセスを図るため、周辺道路の整備も進めてまいります。
　 話は変わりますが、昨年は輝かしい話題もたくさんありました。愛知県出身の藤井(ふじい)聡(そう)太(た)四段が中学生でプロ棋士となり、最年少記録を更新、また、「キングカズ」こと、三浦(みうら)知(かず)良(よし)氏がJリーグ最年長ゴール記録を更新いたしました。さらに、このゴールは世界最年長記録ともなりました。あま市でもさまざまな世代の方がいきいきと活躍でき、いくつになっても輝くことができるまちづくりを行っております。その一つとして、安全で住みよいまちづくりを推進するために、昨年あま市防犯協会を皆様のご協力のもと立ち上げました。今後も、市民の皆様一人ひとりが安心して輝かしい生活を送っていただけるよう各種施策を着実に推進してまいります。
　 最後になりましたが、本年が皆様にとりまして、健康で幸多い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

平成30年1月
あま市長　 村上浩司