禁煙サポート行います

ページ番号1006581  更新日 令和5年12月28日

印刷大きな文字で印刷

たばこの害

たばこの煙には、粒子成分約4,300種類、ガス成分が約1,000種類の合計約5,300種類含まれていますが、そのうち発がん性のある化学物質は約70種類です。

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関連しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。

また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

 

受動喫煙とその影響

受動喫煙

喫煙者が吸っている煙だけではなく、たばこから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん、多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくても、身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。

受動喫煙による健康への影響は深刻です。特に肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患については、受動喫煙との関連が「確実」であると判定されています。

禁煙の効果

禁煙による体の変化

【20分後】血圧と脈拍が正常値まで下がる。手足の温度が上がる。

【8時間後】血中の一酸化炭素濃度が下がる。血中の酸素濃度が上がる。

【24時間後】心臓発作の可能性が少なくなる。

【数日後】味覚や嗅覚が改善する。歩行が楽になる。

【2週間~3カ月後】心臓や血管など、循環機能が改善する。

【1カ月~9カ月】咳や喘鳴が改善する。スタミナが戻る。気道の自浄作用が改善し、感染を起こしにくくなる。

【1年後】肺機能の改善がみられる。※軽度・中等度の慢性閉塞性肺疾患のある人

【2~4年後】虚血性心疾患のリスクが、喫煙を続けた場合に比べて、35%減少する。脳梗塞のリスクも顕著に低下する。

【5~9年後】肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する。

【10~15年後】様々な病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく。

 

禁煙への近道  ~あなたの決意をサポートします~

「やめたくてもやめられない」、それは「ニコチン依存症」という病気です。禁煙できないのは、自分の意志が弱いせいではありません。最近では、総合病院のほか、多くのクリニックで禁煙外来が設けられています。自分にあったサポートを選んで、ぜひ禁煙チャレンジしてみましょう。

その1.禁煙外来へ行く

要件を満たす場合は、禁煙支援医療機関において保険適用でサポートを受けることができます。標準禁煙治療プログラムは12週間の間に5回診察があり、費用は2万円程度(飲み薬で治療し、保険適用3割自己負担の場合)です。(お近くの禁煙支援医療機関は愛知県ホームページ「禁煙サポーターズ」をご覧ください。)

その2.薬局へ行く

禁煙サポート薬局で薬剤師が約3カ月間、禁煙のコツをアドバイスするほか、たばこに関する不安や疑問等、さまざまな相談にお答えします。相談は無料ですが、禁煙補助剤(ニコチンパッチ、ニコチンガム等)の購入は実費になります。

その3.保健センターで相談

保健師による面接、電話等により禁煙サポートを行います。これを機に、禁煙チャレンジしてみませんか?

このページに関するお問い合わせ

子ども健康部 健康推進課(甚目寺保健センター)

あま市西今宿馬洗46番地
電話:052-443-0005 ファクス:052-443-5461
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。