COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

ページ番号1006582  更新日 令和2年6月19日

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COPDを知ってますか?

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、長年の喫煙が原因でたばこの有害物質により肺や気管支の細胞が壊れて呼吸がうまくできなくなってしまう病気です。症状はゆっくりと進行し、次第に重症になり自力で呼吸すらできなくなる可能性があります。

日本人全体の死因の上位10位に入り、肺炎、肺がんとも関連があります。

主な症状

初期の段階では無症状ですが、肺機能の低下とともに、階段や坂道をのぼるといった日常生活の動作でも息切れするようになります。重症になると、常時酸素吸入器が必要となります。

主な原因

COPDの主な原因はたばこと言われており、患者の約9割は喫煙者であることが分かっています。たばこ以外には、大気汚染物質の吸入、職業上の粉塵や化学物質への曝露、呼吸器感染症や小児期の呼吸器疾患なども関連していると考えられています。

COPDの予防

喫煙などで傷付いた肺を元に戻す方法はありません。そのためCOPDと診断されたら、その時点で残っている肺の働きをそれ以上低下させないようにすることが大切です。

最も有効な予防法は禁煙です。禁煙方法には、禁煙外来や禁煙補助剤を活用するなど様々な方法があります。ぜひ自分にあった方法で禁煙を始めましょう。

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子ども健康部 健康推進課(甚目寺保健センター)

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