セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに気をつけましょう
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに気をつけましょう
セアカゴケグモとハイイロゴケグモは、ともに毒をもつクモで、日本では平成7年に初めて発見されました。
セアカゴケグモについては、愛知県内では、平成17年8月に中部国際空港敷地内で初めて発見され、あま市内でも平成26年10月に発見されました。
万一の被害を防ぐため、正しい情報と知識を持ち対応しましょう。
セアカゴケグモの特徴

◆成熟したメスの体長は、約0.7~1cm。
◆全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。
ハイイロゴケグモの特徴


◆成熟したメスの体長は、約0.7~1cm。
◆ハイイロゴケグモの色彩はさまざまで、腹部背面が真黒のもの、茶色や灰色を基調として斑紋を有するものなど変異が多い。
生息場所
巣を作り、繁殖するために、日当たりがよく暖かい場所、昆虫などのエサが豊富な場所、適当な隙間がある場所を好みます。以下に一例を挙げます。
◆側溝の内部や、その網蓋のすき間
◆フェンスの基部
◆花壇のブロックの内部
◆墓石のすき間
◆自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすき間
また、屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
習性
◆基本的におとなしく、攻撃的ではありません。
◆脅かされると死んだふりをして動かなくなることがあります。
◆素手でさわったり、捕まえたりしようとすると、咬まれることがあります。
駆除の方法
駆除するには以下の方法がありますが、一匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるため、よく確認するなど注意して行ってください。
◆市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧する。
◆熱湯をかける。
◆靴で踏み潰す。
咬まれた時の症状
◆局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます。
◆通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
◆重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
咬まれた時の処置
◆咬傷部分を温水や石けん水で洗い落とし、すみやかに医療機関を受診してください。
◆重症化した場合は、抗毒素血清による治療が必要です。
クモに咬まれないために
◆ゴケグモを見つけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。
◆屋外で作業する時はゴム製の手袋などを着用しましょう。
◆クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したりして、クモが住みにくい環境を作りましょう。
市内における確認情報
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令和2年5月21日 森2号公園 (PDF 74.8KB)
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平成28年5月7日 甚目寺南中学校 (PDF 83.6KB)
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平成27年1月27日 甚目寺南小学校 (PDF 92.7KB)
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平成26年11月2日 甚目寺中学校 (PDF 95.2KB)
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平成26年10月17日 甚目寺南中学校 (PDF 93.8KB)
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このページに関するお問い合わせ
市民生活部 環境衛生課 【甚目寺庁舎】
あま市甚目寺二伴田76番地
電話:052-444-3132 ファクス:052-443-3555
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