市長あいさつ(3月)

ページ番号1000753  更新日 平成30年3月12日

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あま市長 村上浩司の写真

   日増しに暖かくなりました。
もうすぐ桃の節句、雛祭りですね。
春の気配があちらこちらで感じられます。
 
11日には、東日本大震災が起きて4年になります。
この震災後、3月11日は私たちにとって忘れられない日になりました。この日を境に、美しい東北地方の景色も、そこに住む人々の平和な暮らしも失われてしまいました。
私たち人間は自然の前では本当に無力です。自然に対しておごることなく、畏敬の念を忘れてはならないと思います。
先の1月17日には、阪神大震災後20年がたちました。
発災当時、ある高校生が次のような作文を書いています。
「当たり前ほど、お金で買えない。
当たり前がこんなに貴重で尊いなんて。
そしてそれが、こんなにもろくて、はかないものだったなんて。
ぜいたくな暮らしはお金で買える。でも今、私たちの当たり前はいくらお金を出しても手に入らない。」
当たり前を、ついついそのまま当たり前として生活していきがちな私たちに教えられるものがあるのではないでしょうか。
私たちが当たり前の生活ができることに感謝し、改めて震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表したいと思います。
 
昨年12月から今年の2月にかけて、私が市内各地区に伺い、市民の皆さんと市政について意見交換を行う「ふれあいミーティング」を実施いたしました。
現在、市から市民の皆さんへは、広報、ホームページなどを通して情報発信をしていますが、市政についてより多くの市民に情報提供する努力をしてほしいなど、貴重な意見をいただき、ありがとうございました。
いただいたご意見は、今後の市政運営に活かしていきたいと思います。
 
卒業式のシーズンですね。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。
親しい仲間との別れの季節でもありますが、その先には新たな出会いがあります。限りない可能性もあります。
新しい場所で、学生として、社会人として、自らの可能性を信じて一歩を踏み出して下さい。
市役所内でも年度末を迎えます。私も今年度の仕事の締めくくりに向かって、全力を尽くしたいと思います。
 
 
 
平成27年 3月
あま市長  村上 浩司

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