市長あいさつ(9月)

ページ番号1000772  更新日 平成30年3月12日

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あま市長 村上浩司の写真

 熱帯夜も随分と和らぎ、虫の声も聞こえています。コスモスが秋風に揺らぐ頃となりました。
 
9月1日は防災の日です。また、雑節の一つの「二百十日」でもあります。立春から数えて210日目にあたるこの時期は、古来、台風が多く天気が荒れやすいとされ、昭和34年9月の伊勢湾台風の襲来を始め、大正12年9月1日の関東大震災の発生など、数多の自然災害がありました。これらの災害を忘れることなく、防災への認識と心構えの準備を喚起する日として、昭和35年に9月1日を防災の日と制定されました。
さる8月25日(日曜日)に開催した「あま市総合防災訓練」は、あいにく雨天となり内容を一部変更いたしましたが、多くの市民の皆様が各種訓練に参加され、熱心に取り組まれました。「災害は忘れた頃にやって来る」といいますが、有事の際、特に初動段階では、自らの身は自分で守るという自助、地域が協力し助け合うという共助が、行政が行う公助とともにとても重要となります。防災の日を機に、日頃の備えを含め、これまでにも増して、市民の皆様の防災意識の高まりに期待しています。
 
 9月16日は敬老の日です。多年にわたり社会の進展に貢献された高齢者の方を敬愛し、長寿をお祝いするものであります。
 詩人の坂村真民が詠んだ「老いること」という短い詩があります。年を重ね、心が天地へ広がる喜びと命への畏敬の念、人生を積み重ねた美しさを詠っています。高齢者のみならず、どんな年代の方も、今日より若くなることは絶対にありません。これからの毎日毎日が、人生の一番若い日であるということを心に留め、健康で朗らかに日々を送っていただきたいと思います。
 
 今年の中秋の名月は9月19日です。月見団子やススキなど、懐かしい思い出をお持ちの方もみえると思いますが、秋の夜長、美しい月を愛でながら、虫の声を楽しむ心のゆとりを大切にしたいものですね。

平成25年9月

あま市長  村上 浩司

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