市長あいさつ（1月）

新年あけましておめでとうございます。

市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より市政運営に対しましては、一方ならぬご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年は台風や大雨などの自然災害が多い1年でありました。9・10月には大型の台風が上陸、また接近したものもあり、各地で大きな被害が発生しました。やはり災害から学ぶことは地域の絆、地域の共助の重要性であります。先の東日本大震災以降、「自助・共助・公助」の考えは浸透してまいりましたが、さらにこの先も市民の皆様が主体的にまちづくりに参画していただけるよう、また地域の絆をさらに高めていただけるよう、我々行政がその環境・仕組みづくりを進めてまいりたいと考えております。

本年はあま市制施行10周年となる大きな節目の年となります。平成22年3月22日に県内37番目の市として新たな歴史を築くスタートを切ってから、早いものでもう10年を迎えようとしています。この10年間、協働のまちづくりを基盤として健康をキーワードにまちづくりを行ってまいりました。今後はさらに10年先、20年先を見据え、今を生きる市民の皆さんと、将来を担う子どもたち（あまっ子）のためにも頼りがいのある、足腰の強い「勇健都市あま」の実現に向けて、引き続き市民の皆様、事業者の皆様、各種団体、そして我々行政が総力を結集し、全身全霊でまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

さて、本年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。世界を舞台に活躍されているあま市に所縁(ゆかり)のある選手のオリンピック・パラリンピック出場が期待されます。

また、毎年多くのあまっ子の皆さんもスポーツだけでなく、幅広い分野で全国大会等に出場し、ご報告に来ていただいております。今年の干支は子年であり、十二支が一周し、新たなサイクルが始まります。新しいことを始めるには絶好の機会だと思いますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

結びになりますが、本年が皆様にとりまして、健康で幸多い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

 

　令和2年1月　あま市長　村上浩司