人権の世紀へ

ページ番号1002857  更新日 平成30年3月12日

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21世紀は人権の世紀

 21世紀は、「人権の世紀」といわれています。
 20世紀、人類は、多くの尊い生命を奪い、悲劇と破壊をもたらした世界大戦を二度にわたり経験しました。第二次大戦後、世界の人々の間に平和と人権の尊重を求める動きが高まりました。そして、1948(昭和23)年12月10日、国際連合は、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である」とする今日の基本的人権の考え方の基礎となる世界人権宣言を採択したのです。
 人権とは、誰もが生まれながらに持っている、人間が人間らしく生きていくための権利であり、人類が歴史の中で築いてきた財産なのです。
 わが国においても日本国憲法で人種・信条・性別・社会的身分・門地などによって差別されないとする法の下の平等、思想及び良心の自由、信教の自由、学問の自由、生存権、教育を受ける権利、勤労の権利など、多くの種類の人権を基本的人権として保障しています。
 しかしながら、現実の社会において、同和問題をはじめ、いじめ、虐待、DV、最近ではインターネットを利用し個人情報や差別的情報を掲載、流布するといった問題など、人権が侵害される事象は今なお存在しています。

 人権が尊重され、差別や偏見のない社会を実現し、21世紀を真の「人権の世紀」とするためには、私たち一人ひとりが人権尊重の意識を身に付け、人権問題を自分の問題として受け止めて、具体的に実践していくことが大切です。

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