株式会社建厨

ページ番号1003810  更新日 平成31年4月1日

印刷大きな文字で印刷

あま市のスゴ技

プロに選ばれるガス輻射熱焼物器

トップイメージ


独自商品で勝負をかける


代表取締役の写真

「建厨」という社名は、創業当時に、飲食店向けの総合メーカー、つまり「建築」と「厨房」を幅広く手掛ける会社を目指していたことに由来する。「業界で生き残るには、オールマイティより独自性で勝負するしかないと痛感しました。そこからオリジナル商品の開発ひとすじです」と言うのは代表取締役の村本旭さん。業務用の焼台で有名な「ローストクック」の生みの親だ。
肉を美味しく焼くには、炭火のような「強火の遠火」が最適だと言われている。中はしっかり火が通り外はこんがり色よく焼ける理想の火加減をガス台でどのように実現するか。
そんな時、ステーキ店で肉を焼いているのを見て、とっさにひらめいた。「カバーに穴を開けたらどうだろう」…穴を開け排熱を通すことによって輻射熱を対流させれば、火力は強いままで、じんわりと、かつ均一に熱を伝えることができる。早速、試作品を作り、意気揚々とガス会社に持ち込んだ。
ところが、どこに持ち込んでも、『炎が真っ赤になるコンロじゃあね…』と渋い顔。途方に暮れた村本さんを救ったのは「モノはまだまだだが、能書き(コンセプト)がいいじゃないか」と声をかけたメーカーの心意気だった。東京のレストランショーで紹介されると、大手ガスメーカーに採用されるなど風向きが一変。異端だったローストクックが、“常識”に変わった瞬間だった。

困難を蹴破る情熱の炎


埋込用なべコンロ

新商品は注目を浴びたが、競合先は、資金力ではとうてい太刀打ちできないほどの大企業ばかり。そこで生き抜くためには、同業他社では製作していない商品を開発し続けることで勝負をかけるしかない。さらなる高みを目指して開発に情熱を注ぐあまり、資金繰りには毎回苦しんだ。試してみたいアイデアはあるのに、思いだけでは何ともならない。ある時には、大手メーカーから最新のセンサーや部品を提供してもらい、新商品を開発できたこともあったが、毎回そういうわけにもいかなかった。それでも、もがき続けたのは「新製品の開発は現場や業者の要望があってこそ。みなさんの“こうしたい”という思いを盛り込んだ業務用ガス器具を作り続けたい」と願う一心からだった。
そんな強い思いが届いたのか、「平成30年度あいち中小企業応援ファンド助成事業」に採択。これによって、業務用大出力プレスステンレスバーナーの製造に成功した。通常、鍋コンロは外側に火炎が広がっているが、中央に向かって火炎が集中しているため、コンロが近くにあっても熱くない。また、熱効率が高く、強火力のため、調理時間も短縮できる。さらに使いやすさにもこだわり、レバー操作でガスコックの点火や炎の大きさも調整できるように改良した。点火中はLEDランプが発光、ガス立ち消え安全装置も備えた自信作だ。
再び、異端が常識に代わる時が来た。そこには、あの時と変わらぬ情熱の炎があった。


あま市企業チャンネル


企業のココに注目


外食産業フェア


2012年11月に名古屋・吹上ホールで行われた「外食産業フェア」のガスブースで新製品(低輻射型コンロ)を展示。


「ローストクック」シリーズ


「ローストクック」シリーズは魚焼・蒲焼用、串焼用、ステーキ用、万能型などシリーズ展開している。


本社の写真


あま市に本社、工場を置く。昭和44年当時は総合厨房の会社として、流しや調理台など様々な厨房機器を扱っていた。


設計から製造・販売・施工まで


設計から製造・販売・施工まで自社で行っています。


 

会社概要
株式会社建厨

代表者 : 代表取締役 村本旭
資本金 : 1,000万円
従業員 : 15名
事業内容 : 業務用ガス機器の製造販売
所在地 : あま市篠田八原103番地
URL :  http://www.kenchu.co.jp/
電話 :052-444-8054
ファクス:052-441-0422

このページに関するお問い合わせ

建設産業部 産業振興課 【本庁舎】

あま市木田戌亥18番地1
電話:052-441-7114 ファクス:052-441-8387
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。