萬勇鞄株式会社

ページ番号1005626  更新日 平成31年3月22日

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あま市のスゴ技

「ノブレス」「クローネティアラ」

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口コミで人気が広がる「萬勇鞄」


萬勇鞄

「ラン活」という言葉も生まれるほど過熱するランドセル市場。有名メーカーともなると、発売日には店舗に大行列ができ、Webサイトのシステムがダウンするなど、異常事態が起きている。人気の工房系ブランドである「萬勇鞄」でも同じく、発売前から問い合わせが相次ぎ、店舗・展示会には、多くの人が押し寄せるとか。世の中は少子化だったはず…だが。「6年間ずっと使える品質のよいランドセルを祖父母が入学祝として贈るケースが多いのです。職人が手作りする工房系ランドセルが人気ですが、大量生産ができないので、子どもが気に入るモデルを選ぼうと早め早めに検討することになり、争奪戦になってしまうのでは」と話す服部英雄社長。確かに、今ドキのランドセルは、機能性に優れ、カラフルかつ凝った装飾で実に個性的だ。「昔のランドセルとは違うわね」「6年生になったら、どんな姿になっているかな」と3世代が楽しみながら選べる要素があるのも、人気を押し上げる要因となっているのではないか。

職人の魂は、生み出す“もの”に宿る


「萬勇鞄」の最大の特徴は「手縫い」

工房系ランドセル「萬勇鞄」の最大の特徴は「手縫い」。ミシンのおよそ10倍の時間がかかるが、丈夫さの追求のために、あえて行っている。もし、縫い目の一部が切れたら、ミシンでは連鎖してほつれてしまうが、両側から交差して縫う手縫いならば、簡単にはほつれないからだ。「この仕上げは、丈夫さが必須の馬具製作のテクニックによるものです。さらに、手縫いの良さとは、職人の力加減で縫う熟練の技にあります。これはミシンにはできないこと。6年間、安心して使っていただけるように、とにかく丈夫さにこだわっています」。
手縫いは、いちばん負担のかかりやすい背あてと肩ベルトに施しているが、そのひと針ひと針こそが、萬勇鞄の魂だ。現在は7名の職人が手掛けており、「もの作りメーカーとして、昔ながらの技術を伝える義務がある」と、社長が今でも仕上がりの確認をはじめ、育成・指導も行っている。注文が殺到しても実直さを貫き、限定生産で製品を届ける。大切な子や孫の新たな門出に贈りたくなるのも、うなずける。

ランドセルに夢を縫い合わせて


ランドセルに夢を縫い合わせて

「萬勇鞄」の前身は、昭和25年、服部社長の父が名古屋市中村区に構えた「服部鞄製作所」。ビジネスバッグや婦人用の鞄など様々な鞄を問屋に卸していたが、昭和40年代にベビーブームの恩恵を受けてランドセルの需要が急激に増えたことを機に、専業の道へ。「工房のそばには小学校があり、父はいつも通学する子どもたちの姿を見ながら鞄を作っていた。何も言いませんでしたが、ランドセルを作るのが好きだったんでしょうね」。
子どもの成長を見守るように、いつもそばにいるランドセル。誰かの笑顔のために作るのが職人の喜びとするなら、毎日見る景色から、そこに生きがいを感じていたのではないだろうか。そんな父の姿を追うように、当時大学4年生だった英雄さんがランドセル作りの道を歩み始めて45年。今度は、二男が次のバトンを受け取った。
真新しい工房にある、古きミシンたちがいまだに大きな音をたて続けているように、新しいデザインの中に、これからも職人魂が宿り続けることだろう。


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企業のココに注目


ランドセルデザイン


デザインは全16種類、素材は3種類、豊富なカラーバリエーションを展開中。飽きのこないシンプルなデザインをベースに、人気のモチーフをあしらい、長く愛される商品を提案する。中でも「ノブレス」「クローネティアラ」は、あま市のふるさと納税の返礼品にも選ばれている人気商品。


萬勇鞄の職人たち


ランドセルは多くの工程があり、すべてに丁寧な作業を行わないと品質のよいものができない。萬勇鞄の職人たちは若い女性が多く、工房内は明るい雰囲気だ。自身の子どもに贈るように、思いをこめて作っている。


ネームプレートサービス


オーダー品を製造していた名残で、名前の刻印を入れるネームプレートサービスを行っている。(昔は名入り刺繍だったとか!)その子のための特別なランドセル、であるのは、昔も今も同じだからだ。


展示会


展示会は、毎年5月の連休明けから6月末までの期間、全国8会場で行われる。お客様の意見が直接聞ける場として、企画担当者も翌年のリサーチのために同行するとか。


 

会社概要
萬勇鞄株式会社

設立:1950年
代表者:代表取締役 服部 英雄
事業内容:ランドセルの製造、販売
所在地:愛知県あま市西今宿六反地五59
URL:https://www.manyu-randoselu.jp/
電話:052-449-5036
ファクス:052-449-5035

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建設産業部 産業振興課 【本庁舎】

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